~人生を“構造”から読み解く学問~

人生OSとは何か?

    
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人生OSとは何か?

はい、席についてください。

人生学の授業を始めます。

今日のテーマは、

四層構造の2つ目、“人生OS”とは何か?

について解説していきたいと思います。


人生OSとは何か?

人生が上手くいかないとき、

私たちは目の前の「現実」を変えようとします。

・転職する

・人間関係を切る

・スキルを身につける

・環境を変える

もちろん、それは重要です。

何も行動しなければ、現状は何も変わりませんから。

しかし、そのような問題が何度も繰り返されるとしたら?

そこに大きく関わっているのが

“人生OS”です。


人生OSとは何か?

人生OSとは、

人生を動かしている“見えない前提プログラム”

のことです。

パソコンやスマホにOS(オペレーティングシステム)があるように、

私たちの人生にも「土台となる思考システム」があります。

それが人生OSとなります。


人生OSは“原因層”

人生学の四層構造では、

人生基盤(気質)
 ↓
人生OS(原因)
 ↓
人生構造(現実)
 ↓
人生設計(未来)

という流れで整理します。

人生OSはその中の「原因層」。

現実を直接つくっているのは「行動」ですが、

その行動を生み出しているのが「思考」

そして、その思考を自動で動かしているのが「人生OS」です。


人生OSは“無意識”で動いている

例えば、

・人に迷惑をかけてはいけない

・頑張らないと価値がない

・嫌われたら終わり

・失敗は許されない

・期待に応えなければいけない

・どうせ自分は上手くいかない

こうした前提があるとします。

すると、本人は意識していなくてもこの前提に沿った行動を取るようになります。

・無理をする

・我慢する

・挑戦を避ける

・本音を隠す

・相手の顔色ばかり伺う

そして、その結果の現実が

「人生構造」として固定されていく。

つまり、

人生OSが変わらない限り

現実も根本的には変わらないのです。


人生OSはどこから来るのか?

多くの場合、人生OSは

・幼少期の体験

・生まれた時代の常識

・親との関係

・繰り返された評価

・強い成功体験や失敗体験

こうしたものから形成されます。

そして、特に人生において影響力を強く受けるOSがあります。

それは、

“母親からインストールされたOS”

です。

世間的に言われている

「親ガチャ」「あたりorはずれ」

は、母親が持つOSの影響力が子供に与えた結果とも言えるでしょう。

そして、毒親育ちや生きづらさを抱えて育った子供は、

「自分を守るため」にOSを作って自分の身を守って来たのです。

なので、OS自体を責めたりするものではありません。

それは、生きるために必要な「生存戦略」だったからです。

子供の頃は、生きるために必要なOSだったのかもしれない。

ですが、

大人になった今、そのOSが逆に人生を制限し、

生きづらくしている可能性があります。

ここが再設計のポイントです。


人生OSを変えるとは?

人生OSを変えるとは、

「思考をポジティブにすること」

ではありません。

無理に明るく振る舞うことでもない。

そうではなくて、

自分のインストールされているOSの原因を追求することです。

そのためにはまず、

母親を“理解する”ところから始まります。

「毒親相手でも許せ!」

「人間誰しも間違いは犯すものだ!」

「仲直りして、許してやったらどうや?」

なんて、言うつもりはありません。

許す必要も

同情する必要も

仲直りする必要も

ありません。

過去に母親が自分に向けた仕打ちを許せないのはあたりまえです。

許さなくていいです。

ただ、“理解”してあげてほしいのです。

なぜ、母親が自分にこのOSを与えたのか?

これは、どこから来たOSなのか?

母親と祖母との関係性はどうだったのか?

母親は、どういう幼少期を送っていたのか?

その時、祖母からどんなOSをインストールされたのか?

母親が生まれた時の時代背景は?環境は?

などを知ることで、母親もまた“被害者”だったという事実を理解してほしいのです。

同情しろとは言っていません。

「あ~そんな環境で育って来たら、そりゃそうなってしまうのも仕方ないわ!納得!」

みたいな感覚です。

母親を理解すると、

自分を縛っている前提にも気づき、それを選び直すことができます。

自動で動いていたプログラムを一度止める。

母親と向き合い、理解する。

そして自分に問い直す。

そのOSは本当に今でも必要なのか?

あたりまえだと思っていたこのOSが今の自分を苦しめているのなら、

本当に今も必要なのだろうか?

必要なものならアップデートする。

不要なものならアンインストールする。

それが人生OSのアップデートです。


なぜ「心」ではなく「人生OS」なのか?

「心を整えましょう」ではなく

「人生OSを見ましょう」と言う理由。

それは、

感情は“結果”だからです。

怒りや不安や自己否定は、

OSが動いた結果として生じています。

感情だけを処理しても、

OSが同じならまた同じ反応が起こります。

なので、見るべきものは「心」ではなく、その奥にある設計思想。

人生OSを見るのだとここでは捉えています。


人生を再設計するということ

人生を壊さないためには、

現実を変える前に

OSを見ること。

環境を変える前に

前提を見ること。

人生は気合いでは変わらない。

構造で変わる。

人生OSに気づいた瞬間から、

人生は静かに再設計され始めます。


まとめ

・人生OSは思考システム

・人生OSが今の現実を作っている

・人生OSには色々あるが、主に母親からインストールされる

・毒親に育てられた子供は、自己防衛のために自らOSを作った

・OSを変えるには、母親を“理解”することが必要

・母親を理解すると、自分を縛っているOSにも気づき、選び直せる

・今の自分必要なOSかどうかを見直す。

はい、今日の授業は以上です。

起立。

気をつけ。

礼。

では、解散。

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